参照記事:Report: Digital Coupons Outpace Printed Coupons by 10 to 1

マクドナルドのかざすクーポンだとか、ホットペッパーのクーポンだとかのように紙媒体によらないクーポンは日本でも増えてきましたが、アメリカでは更に状況が進んでいるようです。

米オンラインクーポン最大手のCoupons.comよれば、2009年一年間での同サイト上のクーポン増加率は、新聞上のクーポン(切り取って使う奴ですね)の増加率と比べて、約10倍の増加率を見せたそうです。

元々のクーポンの量は新聞の方が流石に多いでしょうが、冒頭記事によればアメリカの人口の20%が使用している計算になるのだとか。一世帯で使用するのが一人であることも多いと考えると、実質的には結構普及していると見て良さそうです。Coupons.comのサイトを見ればわかるのですが、「切り取る」→「印刷」によって、通常の新聞から切り取るクーポンと同等の感覚で使用できるのが大きそうです。ぱっと見ただけでもケロッグ(主食でしょ?)とか実用性が高そうなクーポンが…

日本においては、現状ではクーポンをまとめて紹介しているサイト(Yahoo!クーポン等)はありますが、このようなネットから印刷するクーポンを統一的に扱う事業者は存在しないようです。これ、ビジネスになると思うんですけどねえ。Yahooクーポンがこういうふうに改装したらものすごい利益が出そうな気がします。もっとも、日本における注意点としては、国民間での異常な割合での高機能携帯電話の普及と、携帯電話に依存した形式でのクーポンが(マックじゃないですが)多いので、そことの住み分けをうまくできるかが鍵になりそうです。携帯電話は現在の位置をコンテンツプロバイダに送信できるので、ローカル性では敵わない…

別の観点からの補足:

地味にCoupons.comの躍進にはそのドメイン名も影響が大きいのではないでしょうか。インターネット白書2009年度版にも書かれていますが、アメリカ人はブラウザに直接探しているものを打ち込む(そして、多くのブラウザは.comを補完する)ことが多いため、クーポンを探している人の目につきやすいというのもありそうです。